2015年6月11日木曜日

東芝ショック

  529日、東芝は不適切な会計で激震が走った。日経ダウが好調に推移している中で、冷や水をかけたかんじであった。6月25日に一応定時株主総会を開くが、これで終わるものではない。第三者調査委員会の調査結果が、7月中旬に出て、8月中旬に有価証券報告書が出て、9月下旬に臨時株主総会という段取りになる。上場廃止となる可能性は必ずしもゼロではない。実際に決算発表が行われるまでは、不安定な状態が続くだろう。

123月期~143月期の営業利益を累計で500億円強、下方修正することを必要とした。下方修正がこのレベルで収まるかどうかはまったく不透明である。仮に有価証券報告書に“虚偽記載”があったと認定され、その上で、“影響が重大”と判断されたならば、東芝株は『管理銘柄』へ直行することになる。多分、そうとはならないと思うが。いずれにしろ、大東芝で何が起こったのだろう。まだ、詳しくは語られていない。

 

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