中国の電力の多くが石炭によるものです。そしてその石炭の質が悪く、その排気ガスで視界が見えなくなります。見えなくなるだけなら、まだしも、空気が汚染されます。特に東北三省の石炭は劣悪です。昔、満州帝国があった頃に、その東北三省では、売れるような農作物は作れず、日本はこの政体を維持するために、石炭を買うために大きな資金を投じました。しかし、日本に持ち帰っても製鉄用の溶鉱炉には使えず、大きな赤字だったそうです。
車用のガソリンも精製が悪く、二酸化硫黄が生じます。これをもっと精製するといいのですが、費用がかかります。
最近は、PM2.5よりももっと小さな粒子も問題になって来ているようですが、中国の測定器では測れないようです。
結果的に電力は、原子力発電に大きくシフトをせざるを得ないのでしょうが、それでは、どこに作るのでしょうか。多分、日本や韓国、ベトナムに近いところに作り、核の廃棄物は新疆ウイグルの限りなく西に貯蔵庫を作ることになるでしょう。
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