2014年1月6日月曜日

酸化と糖化-老化促進現象

 老化の原因のひとつに酸化があることは、よく知られています。酸化とは、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が、有害な活性酸素に変質し、細胞を傷つけて体をサビさせることです。

酸化以上に老化を促進される現象として、最近にわかに注目されているのが糖化です。

「糖化とは、食事から摂取して余った糖分が、体中のタンパク質にべたべたとくっついて、タンパク質を劣化させること」です。

「糖化が進むと、タンパク質がAGE(エージーイー)という老化物質に変質します」

肌のコラーゲンが糖化してAGEが発生すると、シミやシワの原因になります。血管のコラーゲンが糖化すると動脈硬化に、骨のコラーゲンが糖化すると骨粗鬆症になるといったように、全身の老化に関与するのが糖化でありAGEなのです。

抗酸化成分が豊富な食材、糖の吸収を抑える食物繊維豊富な食材を積極的に食べるなど、酸化と糖化をできるだけ減らす生活習慣が、アンチエイジングのカギといえるかも知れません。

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