2014年1月2日木曜日

天下を治める覚悟

 歴史をひもといても、真面目な為政者は、いかに天下を治めるか、苦悩したものです。
 鎌倉時代の北条泰時も、「承久の乱」のあと京都にいましたが、栂尾の高山寺にいた名僧・明恵に師事しました。そして教えを請いました

「どうすれば天下を治められるのですか?」

こう尋ねた泰時に、明恵は次のように直言したといいます。

「まず貴殿が自分の欲望を捨てることだ。そうすれば、天下もその徳に誘われるだろう。天下の人が欲深いなら、それは貴殿の責任で、わが身を恥じられよ」

今の為政者は、どうでしょう。猪瀬都知事は、5000万円で目が眩んだようです。安倍首相はどうでしょうか。

安倍首相は、禅寺も行かれるそうですので、自問自答して、日本国民を幸せにしてほしいものです。
 メデイアも経済成長が云々よりも、幸福指数がどうなったかを報じてほしいものです。

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