2013年10月29日火曜日

関電2年ぶり経常黒字

  1016日、関西電力は2013年4~9月期の連結経常損益が310億円の黒字になったと発表しました。従来予想は、400億円の赤字でした。猛暑で冷房向けに電力需要が伸びたことに加え、修繕費の計上を先送りしたため、2年ぶりに黒字になったということです。

 しかし、これは、何か違和感を覚えないでしょうか。夏になれば、電力需要が増えるが、原発が稼動しないので、石油を炊く必要があり、大幅な赤字になる。また、電力需要に追いつけず、停電になることもあり得る。今年は、大幅な円安です。当然、原油高になり、赤字になったはずです。しかも、原発も稼動させずに黒字です。結局は、電気料金の値上げのために黒字になったということではないでしょうか。

 電力料金の決め方は、相当に検討しないといけないように思います。

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