2013年10月12日土曜日

地方の活性化とメイドさんの活用

  わが国では、いわゆる団塊ジュニアが退職する約30年後に高齢化が一気に進行するといわれています。このままでは労働者1人で高齢者1人を支えなければならない時代の到来は、そう遠くありません。

 少子高齢化は、若年層の人口流出が続く地方がより深刻といわれています。少子高齢化の度合いを示す老年人口の従属人口指数(老年人口÷生産年齢人口×100)がすでに40を超えており、東京の30などを大きく上回っています。

労働力の主な担い手となる人口の減少によって地域経済が停滞することが懸念されています。

抜本的な対策は、労働人口の急激な減少を食い止めることしかないわけですが、そのためには、女性や高齢者の活用に加えて、外国人労働者をこれまで以上に積極的に受け入れることが有力な選択肢となります。

 外国人労働者を多数受け入れれば、これまで築き上げてきた社会の秩序が乱される心配があるとの意見もすぐに出てきますが、外国人労働者受け入れに対する拒否反応は都市部ほど強くありません。外国人が切羽詰まった地方の活性化の切り札になる可能性を秘めています。また、若年夫婦が共働きで苦労していますが、香港などは、フィリピンのメイドを雇って、楽々と共働きを楽しんでいます。フィリピンのメイドは英語も話せますので、こどもの英語力の向上にもなります。なぜ実現しないのか、不思議です。不足する保育園を作るよりもはるかに現実的な効力があります。
 

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