来年春の消費税率が5%から8%への引き上げになると負担増は、年収800万円未満の世帯では年5万~9万円。農業を守る「隠れた負担」のほうが、消費増税よりも重いことになります。
5項目は生活に欠かせないため、低所得世帯ほど負担感が重い「逆進性」が目立ちます。世帯を可処分所得ごとに10段階に分けると、最も低い層の所得に占める負担額は3.1%で、最も高い層の1.3%の2.3倍となります。消費税の負担率を同様に比べると1.7倍。税金で最も逆進性が強いとされる消費税より、低所得者の負担感は大きいことになります。
キャノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹は、「低所得者の財布からひそかにお金を抜き取っているようなもの」と皮肉り、関税の撤廃を訴えています。
日本の農家の収入の半分以上は政府の支援です。日本は2012年で55.9%。前年より4.5ポイント上がり、OECD平均(18.6%)の3倍です。
21の国・地域で日本の「保護率」は、ノルウェー、スイスに次ぐ3位と順位も1つ上昇しました。
昔の自民党に完全に戻った感があります。
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