2013年9月2日月曜日

田中俊一原子力規制委委員長のリフレッシュ休暇

 「かなり深刻で、切迫している」。福島第一原発の汚染水問題について、731日の定例会見でこう懸念したのは、原子力規制委員会の田中俊一委員長(68)です。

 「田中委員長は『来週はお休みしたいと思う。みんなで少し休みをとって、リフレッシュしようと』などと言ったのです。汚染水問題を『切迫している』と言いながら、どういう神経をしているのか。地元民の苦痛をよそに、自分たちは“リフレッシュ休暇”だから、とことんふざけています」と福島県関係者は憤っています。今や、汚染水は海に垂れ流しです。リフレッシュ休暇で、いいアイデアが出たのでしょうか。知恵がないなら、汗をかけです。

 原発の新規制基準に関して再三説明を求めている新潟県の泉田裕彦知事は、面会に応じようとしない田中委員長について、「説明責任を果たさなければ不適格だ」と厳しく非難しています。

 が、田中委員長は会見で、「とくにお会いしなきゃいけないとは思っていない」と冷たく言うばかりです。リフレッシュ休暇の後、汚染水の漏れが酷くなっていますが、何の対策もありません。誰が、こういうひとを大事な規制委員会の委員長にしたのでしょうか。決めた人にも責任があります。

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