2013年7月9日火曜日

高市政調会長の原発事故で死者なし発言

  自民党の高市早苗政調会長(52)の「福島原発事故で死者が出ている状況ではない」との発言に、厳しい批判が噴出していることは承知のとおりです。

福島県の震災関連死者は、実際は1415人に上ります。このうち、東京新聞が原発事故にともなう避難などで死亡したケースを独自に集計したところ、少なくとも約6割が「原発関連死」だったといいます。

身内の自民党議員から出てくる言葉も、「この期に及んで余計なことを言わなくてもよい」と夏の参院選への影響を懸念する発言ばかりです。しかし、民主党の細野剛志幹事長は、攻勢に転じたかったようですが、2011年5月17日に菅内閣の副大臣が同様の発言をスイス・ジュネーブで開かれたWHOの年次総会でしており、これ以上攻勢をかけると自らに唾することになりそうです。

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