2013年7月6日土曜日

シンガポール、マレーシアの煙害騒動

  シンガポールで隣国インドネシアから流れ込んだ煙による大気汚染が深刻さを増しており、汚染の水準は1920日の2日連続で過去最高を更新し、政府は最悪のレベルである「危険」との警告を発表しました。23日には大気汚染は改善に向かいましたが、マレーシアでは、同日から被害が深刻になりました。マレーシア政府はシンガポールとの国境にあるジョホール州の一部で「緊急事態」を宣言し、外出自粛や企業活動の休止を呼びかけました。「煙害の原因はインドネシア・スマトラ島の違法な野焼き」と特定しました。

シンガポールとマレーシアはインドネシアとの協議を急ぐ構えです。インドネシアのユドヨノ大統領も緊急演説で、「両国に陳謝し、消化に協力する」と述べました。今年は、日本でも雨が少ないようですが、スマトラ島でも雨が少なかったようです。いずれにしろ、地球の環境を壊す山焼き、野焼きはこれからは慎むべきでしょう。

 

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