2013年6月6日木曜日

やっぱり大ウソ!アベノミクス

  アベノミクスには、胡散臭さを感じますが、こともあろうに厚生省が51日、驚愕のデータを公表しました。
党首討論で安倍首相は、「3カ月で4万人の雇用をつくった」「パートタイマーの時給が17円のプラスに転じた」と都合のいい数字だけ引っ張ってきて成果を強調していましたが、実際は、相変わらず給料が下がり続けていることがわかったのです。
 
厚生省が調査している最新の「毎月勤労統計(速報)」によれば、3月の1人当たりの現金給与総額は275746円で前年同月比0.6%のマイナス、基本給を示す所定内給与は前年同月比0.8%減でした。

給料が下がっている原因は2つあります。労働時間が減っている、つまり仕事がへっていること。さらに、一般労働者が減る一方で、パート労働者が増え続けています。「直近の統計で賃金が上がっていないというのは重要な事実です。安倍さんの本性は冷徹無比。国民の暮らしをよくする思想はない。本来なら非正規労働者をなくす努力をすべきなのに、それをしないどころか、正規と非正規の中間的な『限定正社員』を設けようとしている。これではむしろ賃金は下がるばかりです」と筑波大名誉教授の小林弥六氏は語っています。

給与は下がるのに、小麦や油など生活必需品の価格は上がっています。5月の住宅ローン金利は上昇に転じました。

安倍首相もカッコウだけでなく、まともに真剣に取り組んでほしいものです。マスコミももてはやすのをやめて、真の安倍首相を報道してほしいものです。

 

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