2013年5月18日土曜日

世界の自動車市場

 

2012年は最大市場の中国が前年比4%増の1930万台となり、断トツの首位の座を固め、ブラジルやロシア、インドも伸びたようです。

欧州市場は、8%減の1252万台と低迷しました。

トヨタ自動車は4月1日付で新興国担当の「第2トヨタ」を新設し、新興国戦略を素早く実行できる体制に変えました。日産自動車は新興国専用ブランド「ダットサン」を14年にインドやロシア、インドネシア、南アフリカで売り出します。

中国では昨年夏の反日デモ以降、日本車の販売が落ち込みました。景気が悪化するインドでは、足もとの新車販売が鈍る方向にあります。一方、米国販売は12年に金融危機後で最高となる1449万台に復調しました。市場や為替の変動が大きくなるなか、特定の市場に依存するのは経営リスクとなります。

 自動車メーカーには難しい経営のかじ取りが求められていると日経にも書かれています。
 

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