2013年5月14日火曜日

高齢者の骨折

 

高齢者がなぜ大腿骨骨折を起こすかというと、原因は二つあるといいます。
 一つは骨強度の低下、つまり骨粗鬆症だ。もう一つは「易転倒」といって足腰が弱るなどで転びやすくなっていること。つまり、ロコモ。骨を丈夫にすると同時に足腰を鍛えることも大事です。問題は骨折が欧米では減ったのに、日本では増え続けていることです。
 帝京大学の松下隆教授によると、「諸外国では大腿骨近位部骨折の発生率は、低下しております。ところが、日本では逆に上昇しています。1987年に53000人だったのが、2007年には148000人に増加。
年齢別で見ると80-85歳がピークでその次に多いのが85-90歳」だそうです。骨密度を測ったことがある人、はわずか1割でした。
 また、骨折の原因が転倒ということは認識されていないようです。

 大体の人が何にもしていない。問題なのは骨折の原因となる骨粗鬆症の患者は1280万人と推定されていることだそうです。

 わたしの周囲にも骨折して、そのまま寝たきりになった人もいます。少しは、鍛えたいものです。

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