2013年5月10日金曜日

革新を拒む日本の教育

 
 新経済連盟が東京で開いた「新経済サミット2013」のパネルディスカションのテーマは、「破壊的イノベーション」でした。
 
今回の会合で最も印象に残ったのはマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ所長の伊藤穣一氏のコメントだと日経新聞の編集委員の大西康之氏は書いています。

  伊藤氏は、「僕が成功したのは日本で一切、教育を受けなかったから。幼児は好きなときに好きな絵を描くが、小学校に入ると、勝手なことをしちゃだめ、とクリエーティビティー(創造性)をつぶされる。だから日本人は大人になると誰も絵をかかない」
 
ホスト役の三木谷氏は、企業を縛る「規制」が、日本企業から柔軟性や敏しょう性を奪っていると主張したといいます。

わたしも今の教育制度は、よくないと思います。ほとんどのこどもが学校での成績はいいのに塾での成績はよくないのです。学校の授業に問題があるのか、塾に問題があるのか。学校の授業のみを受けていたこどもは、塾の試験では、高得点はとれません。学校の試験よりもはるかに難易度が高いのです。わたしも一度、伊藤氏に会い、詳しく聞きたいと思います。これだけ塾に行き勉強しているのに世界でのレベルが低いというのは、こどもたちは可哀想です。改善しなければならないでしょう。教育に携わる人たちは、もっと真剣に考えてほしいものです。

 

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