2012年2月17日金曜日

賃金格差の拡大

 厚生労働省は111日、平成23年の賃金構造基本統計調査の結果を発表しました。それによると、基本給など所定内給与(昨年6月分)の都道府県平均(速報)で、最も高い東京が372900円、最も低い青森は222200円となり、賃金格差は15700円でした。22年は最高の東京と最低の沖縄の差が14900円でした。地域間格差が1万円近く拡大したことになります。

賃金の上位は東京の後、神奈川(329800)、大阪(315600)が続きました。一方、下位は青森、沖縄(223100)、山形(232700)の順でした。22年に比べ24都道府県が増加したのに対して、減少したのは23都道府県でした。うち増加幅が最大だったのは奈良の19300円で、逆に山口は1900円減と最も減少しました。奈良がなぜ19300円も増加したのでしょう。2010年は、平安遷都1300年祭で賑わったので、その余韻がまだ残っていたのでしょうか。たしかに観光客も以前に比べて増えているように思います。青森も新幹線が延びたのでもっとイベントなどを活発にやるべきなのでは。美空ひばりのりんご追分などは、今でも思い出します。岩木山の水芭蕉なども素敵でした。いい観光資源が残されています。

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