2012年1月27日金曜日

60歳からの生き方(12)

新しい情報は未知への挑戦への第一歩

もっと積極的に自分から情報に対して働きかけてみてはどうかと思います。

異質な文化や環境に接するのは、経験したことのない情報が頭にインプットされることであり、マンネリで硬直化したような頭脳を、リフレッシュする即効性のあるカンフル剤なのです。

たまにはファッションビルに足を運び、ネクタイの一本でも買ってみることです。

とりあえず行きつけの店に行くのをやめることも大事です。

いつも行くなじみの店ではなく、まったく初めての店にはいるのは、誰でもちょっとした勇気がいるものです。その店の構造もわからないし、客層や雰囲気もわかりません。バーやスナックなど、料金に“サービス料”がつけくわえられるような店なら、いくら請求されるかという不安あります。

こんなところにも、手近な“チャレンジ”を試みる場はあります。思いきって新しい店の扉を開けてみれば、その店が好奇心と積極性を高めてくれる、無限の宝庫かもしれません。身近なことのなかにも、心や頭、そしておそらく肉体も若々しくし、第二の人生を充実させる何かがあるでしょう。

一生のうちで、かりに22歳で就職し、60歳の定年まで働くとします。すると、仕事のなかで昼食を何回とることになるでしょうか。多胡氏が単純計算した数字で昼休みはだいたい一時間ですから、時間にすると約1万時間にもなります。私たちは、この時間をいったいどのように過ごしてきたでしょうか。

メンバーは同じ部署の隣や向かいに座っている同僚であることが多いでしょう。

昼食ひとつにも、考えるヒントがあると思います。

いつも同僚とばかり行かないで、上司や女子社員を誘ってみるなど、小まめに行動のバターンを変えることで、いままでにない新鮮な話題や考え方、感覚にふれることもできるでしょう。

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