2011年9月25日日曜日

野田新首相の評価(2)

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう語る。

「野田氏はいわば、吸い込みのいいスポンジのような存在なのです。財務官僚の言うことをただ吸い込んでオウム返しに繰り返ししているだけ。野田氏には、自分独自の政策や、『これをやりたい』をいうものがない。言ってみれば、“からっぽ”の人なのです」

 わたしの使っているスマートフォンに”Talking Tom”というキャラクターが入っています。まさにわたしが話したとおりにボイスチェンジして話します。これでは、困ります。話は好きなようですが、中身が財務脳では困ります。

野田氏が公務で使う大臣専用車のナンバーは「316」である。これは、「ざいむ」を表しているといいます。

「かつては菅首相も『財務省はバカばっかりだ!』と記者懇談で吐き捨てていたのに、鳩山政権で財務大臣に就任するやいなや、1カ月もしないうちに、『彼らは本当に優秀で驚く』などと褒め称えるようになりました。野田氏のように中身がなく経験も浅い政治家は、財務省にとってもっとも洗脳しやすい対象です。ただ裏では、『こんな何にもない人が総理になって大丈夫かね』と冷たい目でみていますが」

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