2011年5月18日水曜日

スーちゃんの死(3)

 当代きってのモテ男と呼ばれた伊集院氏にはもう一人、別の女性、桃井かおりとの交際も噂されていました。メディアは、この三角関係を懸命に追いました。夏目は一途に伊集院氏のことを思い続け、苦しい愛にのめり込んでいきました。そして、二人はついに結婚を果たしました。しかし、喜びの絶頂にあった翌年、血液がんである急性骨髄性白血病が夏目の命を奪いました。27歳の若さでした。儚いと思ったものです。

その死から数年後、夏目の霊が媒介をするように、スーちゃんと小達氏は引き寄せられていきました。

「当時、小達氏が結婚していた相手は二度目の奥さん。スーちゃんも夏目雅子の激しい生き方に触発されるように、茨の道を進んでいったわけです」(女性誌記者)

その甲斐あって、91年、田中は小達氏と結ばれ、事務所も変わりました。

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