2011年3月20日日曜日

ハゲの俗説

 わたしたちの年齢になりますと、どうしても頭髪が気になります。“ワカメを食べると薄毛にならない”といわれることがありますが、全く根拠がないそうです。海草の黒いイメージから生まれた俗説だそうです。

男性に最も多い脱毛症は、主に母系からの遺伝子の影響で、通常は毛髪を濃くする男性ホルモンが脱毛に影響を及ぼします。

体毛が濃いなど、男性ホルモンが多そうに見える人はハゲ易いというのも、俗説だそうです。体毛の濃さとハゲは無関係だといいます。

帽子をかぶるとハゲやすいと言う説にも、根拠はありません。白髪の人はハゲないという説も同様に根拠はありません。髪の色素であるメラニンと男性型脱毛症の間にも関連はありません。

たばこを吸うなどでも、ハゲになるほど強い血行の障害は起こりません。どちらかと言えば、たばこは悪い要因だといえるようですが。

頭皮の血行を良くすればハゲを防げるというのも俗説だそうです。頭皮を叩く、揉むなどの行為も、あまり有効な手段ではないようです。頭皮が硬いと血流が良くないと言う人もいますが、頭皮の硬さと血流とは何の関係もないそうです。かように巷のウワサはほとんどがデマのようです。

わたしも頭の血行がよくなるようにマッサージをしたり、頭皮を揉んだりしたものですが、いずれも効果はなかったようです。高価な育毛剤や発毛剤もいろいろ試しましたが、効果はないように思います。

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