2011年2月25日金曜日

不祥事続出のNHK職員(1)

223日の日刊ゲンダイによると、「NHK職員といえば、40歳で年収1000万円が約束されているのに、なぜ次から次へとこんなチンケな事件を起こすのか」と書いています。

NHK元職員の立花孝志氏は、「職員の質は年々劣化しています。政治家の子息などのコネ入社が多く、彼らが採用する側に回ると、さらにコネを増やす悪循環。そのあおりで能力や熱意のある社員が要職から外されたりする。ドロ沼の連鎖を続けているのです」と語っています。

最近は大量採用世代の定年退職により、どの地方局も人手不足。地方に行ったきり、8年も10年も東京に戻ってこられない職員が増えているといいます。

さらに立花氏は、「NHKOBの天下り先となる委託会社を全国につくり、随意契約をしています。NHKが委託先に出すカネの大半は、天下りOBが上前をハネてしまう」と言います。

金沢市の主婦(27)が行方不明になった事件でも元委託カメラマンの30代男性の関与が疑われています。耳を疑うような事件続きです。札幌放送局の男性記者(27)15ヶ月間も無免許運転、NHKでは21日、懲戒免職処分にすると発表しました。

また、同日、有償で提供を受けている視聴率データを無断でネットの掲示板に投稿したとして大津放送局の男性職員(27)も諭旨免職処分にするとしました。

不祥事はこれにとどまりません。17日には名古屋放送局技術部職員の男(44)が静岡放送局の放送機材を盗んで捕まり、元旦には首都圏放送センター職員の男(27)が車上荒らしで逮捕されました。明日に続く。

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