2011年2月5日土曜日

国民が誤解している4つの「官僚に関する4つの迷信」

 古賀茂明氏が、標題について書いていました。
一つ目は、『官僚は民間人より優秀で中立公正だ』ということです。

 優秀だったら年金が消えたりしますか?普通の人がやったって消えませんよ。本来やるべきでないことも、あたかも必要な政策であるように言いくるめるのも得意です。自分たちの利益が絡むと、公正でも中立でもない。公務員改革潰しはその典型です。

 2つ目は、『政治家に人事介入させてはいけない』。
政治家は自分の利益だけを考えるから、人事介入させるなという理屈です。むしろ政治家は、この政策をやりたいからと、介入すべきです。さもないと『政治主導』にならない。政治家に人事介入するなというのは、政治家は政策を考えるなと同意語です。

 3つ目は、『公務員リストラできない』
公務員には『懲戒免職』のほかに『分限免職』という規定があります。仕事がなくなって組織を廃止する時には解雇できるという規定です。事業仕分けをやって、この独立法人は廃止、この事業も廃止、この課は不要、とやればいいのです。

 ただ、現実には難しい。だからこそ、リストラ法を作るべきなのです。仕事がないのに公務員を雇い続けるのは、税金で公務員向けの失業対策をやっているのと同じです。

 4つ目は、『公務員はスト権がないから人事院がその待遇を守らないと憲法違反になる』。
人事員の職員も公務員です。つまり自分で自分の待遇を決めています。公務員の待遇が良すぎるはずです。 以上、納得できることばかりです。しかし、大マスコミはとりあげません。

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