2010年11月2日火曜日

大久保秘書の取調べをした前田検事

 上杉隆氏の「『起訴議決』は捏造調書で」から引用します。
「FDの証拠品を改ざんして逮捕された前田検事を、陸山会事件の取調べもしていたのです。彼は取り調べに大きくかかわっています。逮捕された元公設第1秘書の大久保(隆規被告)氏の取調べを担当したのです。大久保氏が逮捕された後、大阪から急に応援で「割り屋」が来るということになりました。
 “捏造犯”である前田検事が、小沢事件のキーパーソンの一人である大久保氏の取調べを行ったとなると、これは大問題です。

 捏造調書が今回の検審の議決にもかかわっていることです」と述べています。

 また、「検察審査会は、検察が作り上げたウソの証拠をもとに、人を窮地に追い込む危険性をはらんでいます。権力側が意図的な操作しようと思えば、検審はおそろしい組織なるのです。この危険性は強く訴えていきたい」と検察審議会の危険性に警告を発しています。

 さらに「今回の検事の証拠改ざん事件で、逮捕された前特捜部部長は、作られたストーリーによって逮捕された」と否認していますし、前副部長は「取調べの全面可視化」を求めていますが、「ほとんど笑い話ですよね」と述べています。

 たしかに、大久保氏の調書を作成したのが、黒の前田検事であるので、かれが作った調書は、大きな疑いが持たれ、この前田検事の調書をもとに小沢氏の起訴相当と判断した検察審査会の結論もおかしいということになります。検察は、前田検事が取り調べを行い、調書を作成した事件には、再調査の必要があるように思います。

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