2010年10月5日火曜日

尖閣諸島の賃貸料

 尖閣列島の件については、おいおい書いてゆきたいと思っていますが、驚いたことがあります。尖閣諸島に賃貸料が払われていたのです。まったく知りませんでした。それもかなりの高額です。102日の日刊ゲンダイによると、国が所有者と賃貸契約を結んだのは20024月で、賃借権者は総務省です。

これからゆくと、契約を締結したのは、片山虎之助氏が総務大臣の時です。03922日まで務めており、次は麻生太郎氏が051031日まで、その次が竹中平蔵氏で06926日まで、それぞれ務めています。契約の更新期間は、分かりませんが、2年おきですと、これらの大臣が署名したことになります。いずれにしろ、最初の契約を結んだのは、片山虎之助氏です。

年間賃借料は、いくらだったかと申しますと、南小島が188万円、北小島が150万円、魚釣島が2112万円で、合計2450万円です。これまでに約8年間で、19600万円が払われたことになります。この金額が妥当でしょうか。なぜ国が払う必要があったのでしょう。国の施設が何もない島です。今回の事件が起こらないと、誰もいつまでも知らなかったでしょう。こういうところが、日本には、まだまだたくさんあるのではないでしょうか。沖縄基地関連も税金がこういう賃借料とかで払われているような気がします。

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