2010年8月8日日曜日

NHKドラマ『鉄の鎖』

 さすがにNHKの社会派ドラマの『鉄の鎖』です。興味深く見ました。『ハゲタカ』からつながる社会派ドラマです。この『鉄の鎖』は、主役が小池徹平で、脇役も渋い俳優を揃えています。NHKですから、入札がらみの話をどういう風に結着を着けるのかなと思っていましたら、まずは無難に終わっていました。この原作は、池井戸潤氏の同名小説で、今年の吉川英治文学賞を受賞しています。

 ところで、このドラマに出て来る『一谷組』がどこかということが話題になっています。海外に出て多額の赤字を抱えた、建設よりも土木がメイン、土木建設業界では、メジャーではなく、合併の危機に晒されているなどから、モデルは、『熊谷組』ではないかとわたしも思っていましたら、ジャーナリストの牧太郎氏がブログで「モデルはない、と関係者は言うけれど『熊谷組』と意識している」と書いていることから、信憑性を高めています。

 『鉄の鎖』の波及効果でしょうか、ユーレット(企業価値ケンサクサービス)のアクセスランキングで『熊谷組』がいきなり2位に躍り出ています。テレビの効果は大きいものです。すでに『鉄の鎖』は、終わりましたが、NHKには、このような社会派ドラマを期待します。

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