2010年6月4日金曜日

消えた宇宙人

 とうとう鳩山首相が辞任しました。これは、ある程度、予測されたことでした。普天間問題も政治とカネの問題も子ども手当の予算の裏付けも自信がなかったのでしょう。お人よしの宇宙人は、福島社民党党首とも話せば分かると思ったのでしょうが、あっさり連立政権から下りられました。幸夫人の信ずるインド人の占い師も当てにならず、これからどうしたらいいのかと迷っていました。韓国で日中韓の首脳会談を行い、温家宝首相らと多くのカメラの前で握手をし、機嫌よく幸夫人と日本に帰って来ました。すると、小沢幹事長、興石参院議員会長が待っていました。華やかな場所から、現実に戻されました。奥石氏は、「このままでは、参院選は戦えない」と、辞任を迫りました。そして、翌日は、鳩山首相は、腹心と話をし、覚悟を決めます。再び、三者で打ち合わせをしました。その席で、「辞任しましょう。しかし、小沢幹事長も辞めてください」と、道連れにしました。そして、無責任に普天間問題は、棚上げのまま、宇宙に消えて行きました。
 マスコミなどで、この間、何もしなかったと言いましたが、実績は、先のブログで書きましたように、結構上がっています。自民党時代と大違いです。インド洋の給油も辞めました。秘密外交文書も明らかにしました。この普天間問題もわたしのアイデアを盗めば、解決していました。
それにしても、マスコミ、特にテレビの報道はひどくて、みのもんた氏などは、民主党が政権をとったときから、批判していました。そして、今は、自民党、みんなの党のいう「衆参同時選挙」をがなり立てています。放送倫理法に触れているのではないでしょうか。  
 このなかで、外見によらず、中立な意見を述べているのが大谷昭宏氏で、「衆議院の任期は4年ですよ。48カ月あって、いま、8カ月なんです。ということは、6分の1が終わったところで、あと6分の5あるわけですよ。せっかく政権交代をしたんですから、巻き返さなければウソでしょう」と、冷静にコメントしています。もう少し、冷静に見たいものです。

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