2010年6月3日木曜日

航空会社の定時到着率

 わたしは、日航の再建のため(?)に毎週、JALに乗るのですが、先日、機内誌でしたか、何か忘れましたが、標記の統計があることを知りました。米国の調査会社であるコンデューシブ・テクノロジー社が国際線を有する世界の主な航空会社40社について、 予定時刻(15分未満の遅れは許容)に到着できる割合「定時到着率」(2009年)を 調べました。利用者にとって重要な到着時間に着目し、初めて全世界的な通年のデータを集計し、「フライトスタッツ」という同社のホームページで公表しました。それによると、日航の定時到着率は90.95%でトップ。全日空が小差の90.37%で2位と続いています。 日本の航空会社にとっては、名誉なことです。
 同社ホームページでは、「日本の大手航空会社を使えば、ほぼ時間通りのフライトが保障される」 としています。 日航「お客さま本部」の佐藤直彰氏は、「日々の努力が数字に表れ、励みになる」 と話していますが、これは航空会社としては、非常に大事なことだと思います。日航も再建途上にありながら、現場は日々の努力を坦々としているように思われて好ましく思います。
 業界関係者によると、日本人は「時間通りに飛ぶのが当たり前」と思っている傾向があり、各社は定時運航に神経をとがらせています。しかし、乗客の中には、離陸時間と着陸時間を理解していない人がいます。12時30分離陸なのに12時30分に搭乗して来るひとや、もっと遅く来る人もいます。最近は、15分前には、搭乗して来る人が多いように思います。羽田も国際便が増えるので空も混み始めて、予定どおりに飛べないことが増えて来ています。それでも、日本の航空会社が定時到着率で1位、2位を占めているということは、空港の管制もよくやっているのでしょう。
 定時到着率の上位10位までは次のとおりです。
 1. 日本航空
 2. 全日空
 3. スカンジナビア
 4. 大韓航空
 5. ホライゾン
 6. ノストラム
 7. チャウタクア
 8. カンタス
 9. ルフトハンザ
 10. ジャージー・ヨーロピアン

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