2010年4月12日月曜日

JALリストラ案

 わたしは、ほとんど毎週2回JALに乗っています。月に2回は、海外に行きます。もっとも最近は、中国が多いのですが、席をとるのに苦労します。それほどに多いのです。しかし、国際線は、赤字といいます。不思議です。アメリカの航空会社の便を使っていたころは、席はガラガラでした。これに比べて、JALの飛行機は、70%以上の搭乗率のように思います。しかし、赤字といいます。これは、納得がいきません。なにか、ありそうです。よほど採算の悪い路線があるのでしょうか。便ごとに採算を出してほしいものです。もしくは、年金、給与が高すぎて、採算分岐点が異常に高くなっているのでしょうか。
 そして、今度は、路線の撤退です。わたしが、気に入らないのは、国内線では、伊丹―福岡、伊丹―松山の撤退です。これは、是非、残してほしいと思います。31路線を撤退する案が出ています。また、国際線では、関西―北京、関西―香港、関西―広州、関西―バンコク、関西―デンバサールです。橋下知事は、関空をハブ空港にするというのなら、これらの路線廃止はストップさせねばなりません。JALは何を考えているのでしょう。もし、これらが廃止されると、関空が出来る前のように成田経由で行けというのでしょうか。
 新設もいくつかありますが、伊丹、関空の離着陸の便の新設はないようです。関西の経済界ももっと意見をいうべきです。関空会社のトップは、パナソニックの天下り先になっていますが、関西の経済を活発にするためにも上に挙げた便は減らすことには、絶対反対です。関空―香港の撤退の話は、香港の新聞にも出ていました。こういう情報が流れると、香港の経済界は関西を避けるでしょう。そして、関西の沈下にますます拍車をかけます。

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