2010年3月8日月曜日

自民党のガタガタ

 自民党の下降現象が止まらないようです。舛添氏も日本外国特派員協会で講演し、谷垣総裁の辞任を促す話をしました。自民党の中からも大島幹事長の顔が怖すぎ、党のイメージを悪くしているとも言われています。1日には、参院議員の松田岩夫氏も自民党を離党しました。これで、5人目です。参議院は社民党が連立与党にいなくても、民主党は、国民新党とだけで過半数を超えました。そして、夏の参議員選挙で60議席をとれば、民主党だけで、過半数です。
 ところで、自民党の借金は、前年比56億円増加し、119億円になりました。これに対して、収入は2009年決算では、312億円でしたが、今年は政党助成金も50億円ほど少なくなります。さらに経団連なども野党の自民党への政治献金を見直す動きです。自民党に21億円も献金していた「国民政治協会」からも、ドンと減ります。
 これに民主党は、鳩山首相・小沢幹事長会談で、企業・団体献金の禁止に向けて、与野党で協議機関を設置し、改正案を検討することになりました。こうなると、革新的に減ります。借金の返済もままならぬでしょう。ちなみにこれらの借金の責任は、幹事長です。早く辞めたくありませんかね。
 そして、自民党だけでなく、自民党の議員も多額の借金をしているので、これらの返済も大変です。刻一刻と自民党は、政権から遠ざかりつつあり、与党の時のような権限もありません。そういう人に金に汚い団体が寄付するでしょうか。
 河村元官房長官が、ドサクサ紛れに持ちだした2億5000万円もいずれ国庫に戻さないといけないでしょう。たそがれの自民党には、明日はないようです。もう若手にすっきり切り替えて、堂々と民主党に対して論陣を張るべきでしょう。兄弟、親子の契りに楔を打つような与謝野発言は、気持ちが悪いものでした。行きつくところまで、行った感じでした。後世に残るような名演説を聞きたいものです。

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