2009年9月14日月曜日

大原麗子さんの思い出

 8月3日に大原麗子さんが享年62歳で亡くなりました。最期はひとり寂しくだったようです。大原麗子さんの出演した映画は見たことはあるのですが、もちろん、個人的な付き合いはありません。ただ、強烈とも思える思い出があります。大原麗子さんと森進一さんが結婚しているときに訪問したときでした。当時、セコムのマイアラーム24という家庭用のセキュリテイシステムを開発して販売しているときでした。クレームがあって、訪問いたしました。ガラス窓を開けると侵入センサーが働いて警報が鳴るのですが、無線送信機の前に大きな銅の花瓶のような置物が置いてあったのです。電波は、微弱電波ですので遮られて受信機に届きません。届かないと警報が鳴りません。その侵入センサー用の送信機を花瓶の陰から上に上げないとダメなのです。説明しても、「ダメだ」と言われました。眉の間に筋が立っていました。これは、いくら説明しても納得してくれそうにないので、今日は引き上げようと退散しました。毎日来れば、いずれ誠意で許してくれるだろうと覚悟していました。そして、翌日、再び訪問しました。そしたら、今回は、森進一さんが出て来ました。それで、同様に説明しますと、「上につけてもいいですよ」ということで、急いで送信機を花瓶の上の方に移しました。テストをしますと当然、OKです。帰りには、「ご苦労さまでした」と、タバコを二箱くれました。長居は無用と、急いで帰ってゆきました。このとき、大原さんは、美人だが、森さんも大変だろうなと思いました。それから、しばらくして、ふたりは離婚しました。森さんは、美人に懲りたのでしょうか、二度目は森昌子さんを選びました。

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