2009年8月6日木曜日

日産の電気自動車

 日産自動車が、8月2日、横浜市内に建設した新本社の完成に合わせて、2010年後半に発売する電気自動車(EV)「リーフ」を報道陣に公開しました。これには、カルロス・ゴーン社長や小泉純一郎元首相、松沢成文神奈川県知事、中田宏横浜市長も登壇しました。「リーフ」は、一晩の充電で160kmを走ることが出来ます。電気自動車としては、三菱自動車、富士重工についで、3社目ですが、初年度5万台を生産予定です。電池には、新型のリチウムイオン電池を搭載します。ひと晩の充電で、160kmは、物足りません。プラグインタイプになるのでしょうが、なかなかそのインフラが整いません。日産は、トヨタ、ホンダにハイブリッドで押されっ放しですので、ここらで起死回生を狙いたいところでしょう。しかし、1年で5万台では、仮に1台400万円にしても2000億円です。少なすぎます。来年は、エコ減税があるかどうかも分かりません。
 ところで、日産は、ハイブリッドカーをあきらめたのでしょうか?わたしには、電気自動車は、隠れ蓑で、ハイブリッドカーを狙っているように思います。来年の夏頃には、登場するではないでしょうか。

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