2009年3月18日水曜日

子供のケータイ漬け

 文部科学省が、全国の小学6年生、中学2年生、高校2年生の計1万7000人を対象に携帯電話の利用状況の調査を行いました。この調査で、中学生の2割が1日にメールを50件もやりとりしていることが分かりました。1日に100件以上という中学生も7%で、子供のケータイ漬けが明らかになったとしています。
携帯電話の所有率は小学生が24.7%、中学生が45.9%、高校生は95.9%で、高校生はほぼ100%所有しています。
 1日に50件以上メールをやり取りするのが小学生2.4%でしたが、中学生は19.5%と最も多く、高校生は13.9%.でした。1日に30件以上という児童生徒のうち、午後11時以降に寝るという小学生が64.3%、中学生が74.8%、高校生が87.1%でした。やはりメールをやり取りするには、時間がかかることを示しています。
 文科省が携帯電話の「家庭でのルール作り」を呼びかけていますが、高校生の半数が「決めていない」と答えているのに対し、親は4分の3が「決めている」と答え、認識にギャップがあったことも分かりました。
なかなか難しいでしょうが、文科省の調査であれば、携帯電話の利用時間の長さと成績との相関も是非、とってほしかったと思います。多分、利用時間、とくにメールのやり取りが多い人の成績は良くないだろうと推測します。携帯電話が性犯罪などにも使用されていますので、所有すべきか否かについても、あらためて論議し、制約していくべきだと思います。セキュリテイ上で必要だという人もいるでしょうが、その場合にはメール機能は不要に思います。ナビがついていれば、セキュリテイ上は、いいのでしょうが、ほとんどがナビでの追跡はできないようにしています。これは、大人は困りますが。1人1台の時代になりましたので、マナーも含めて議論しつくす必要があるように思います。

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