2009年3月1日日曜日

フル電動自転車の取り締まり

 通常の電動自転車は、ペダルをこぐ力をモーターで補助する「電動アシスト自転車」と呼ばれるものですが、最近、ペダルをこがなくても、サドル下に搭載したモーターで走行できる原動機付自転車が出回っています。これらは、ほとんどが中国製のために動力の大きさが分からず、道路交通車両法で定められた種別を特定できず野放しになっていました。自転車ということで無免許で乗ることができ、飲酒運転の摘発も免れていました。しかし、大阪の南署が調べたところ、動力の大きさはミニバイクと同じ「第一種」に入ることが分かりました。「注意はされても違反切符は切られない」として、フル電動自転車を売る悪質な販売業者も後を絶たないといいます。中国製は、3~6万円で売られているようです。今回の調査で道路交通法での摘発が可能になったとしています。これは、全国に広がるでしょう。中国も自転車にモーターを積んだものが、増えました。スピードもかなり出ますので、通常の自転車と同じというわけには、いかないでしょう。自転車と同じということで、飲酒運転されては、困ります。さて、大阪で決めたものを東京の警視庁がどうするか。楽しみです。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あれ?
自転車でも飲酒運転はダメなのでは???

Yamaguchi Masumi さんのコメント...

道路交通法上は、自転車でも飲酒運転はだめです。しかし、実際の取り締まり上は、駐車違反と同様にお目こぼしで、罪を問われていません。しかし、原付は、免許を必要としていますし、飲酒運転も厳しく問われます。