2009年2月8日日曜日

特許の国際出願件数

 世界知的所有権機関(WIPO)が1月27日に発表した2008年の特許出願件数で、中国の通信機器メーカーの華為技術がパナソニックを抜き、中国企業として初めて首位に立ちました。中国は国別の件数では6位ですが、前年比11.9%と急増しています。09年にはフランスを抜いて5位になると見込まれています。日本は、3.6%の伸びにとどまっています。しかし、アメリカは、1.0%減とマイナスに転じています。
 日本企業が10位以内に3社、20以内に5社が入っていることは喜ばしいことです。20位までの順位は、次のとおりです。

順位

2007年順位

企業名

2008年の出願件数

07年の出願件数

1

4

華為技術(中)

1737

1365

2

1

パナソニック(日)

1729

2100

3

2

フィリップス(蘭)

1551

2041

4

6

トヨタ自動車(日)

1364

1730

5

5

ロバート・ボッシュ(独)

1273

1400

6

3

シーメンス(独)

1089

1644

7

9

ノキア(フィンランド)

1005

1185

8

13

LG電子(韓)

992

1265

9

21

エリクソン(スエーデン)

984

1371

10

14

富士通(日)

983

1258

11

7

クアルコム(米)

907

974

12

16

NEC(日)

825

626

13

15

シャープ(日)

814

702

14

8

マイクロソフト(米)

805

845

15

10

モトローラ(米)

778

824

16

11

BASF(独)

721

822

17

19

IBM(米)

664

722

18

12

3M(米)

663

769

19

20

サムスン電子(韓)

639

598

20

25

デュポン(米)

517

530


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