2008年9月16日火曜日

自民党総裁選

自民党総裁選に与謝野薫(70)、麻生太郎(67)、小池百合子(56)、石原伸晃(51)、石破茂(51)の5人が立候補しました。山本一太、棚橋泰文のふたりも立候補の思惑がありましたが、推薦人が20人集まらなかったようです。テレビを見る限り人望が感じられません。20人すらも集まらないのかと思うのですが、これがなかなか大変なようです。議員も日頃の付き合いが大事なようです。これは、サラリーマンでも同じように思います。しかし、この5人を見て、総理大臣にふさわしい顔に思えません。そういえば、この前の福田さん、安部さんもどうだったかといわれると大いに疑問が残るところですが。
麻生氏を森氏、安部氏が押し、反対していた古賀氏も麻生氏支持に回ったようです。与謝野氏は参議院議員の青木氏が押しているようです。しかし、与謝野氏は日頃の付き合いが良くないので、首班指名はとれないでしょう。森氏は、旧森派閥(現在は町村派)の2人が連続して申し訳ないやめ方をしたので、推薦を出さないようにしたところ、この間隙を縫って中川秀直氏が小池氏を推しました。女性が立候補したのは初めてです。中川氏の勝手な行動に森氏はカンカンになって怒っているようです。男性4人では、華がないので、小池氏が立つのは自民党執行部としては、マスコミ受けがいいので、歓迎でしょうが、この5人でどういう論争になるのでしょう。焦点が定まらないままに終わりそうです。自民党は、中身がなくとも電波ジャックできれば目的達成です。
民主党は、無投票で代表が決まりましたが、蓮舫氏などを立候補させて、小沢一郎氏と全国を回ると人気が盛り上がったのではと、勝谷氏が関西の番組で提案していました。残念ながら、実現しませんでしたが、民主党は少し工夫が足らないようです。前原前代表のような自民党のスパイのような人もいますし、なかなか大変です。しかし、政権が変わるところを一度見たいのは、みな同じではないでしょうか。もう長すぎます。今回の顔ぶれを見ても官僚に勝てる人はいません。自民党の総裁選は麻生氏の圧倒的勝利に終わるでしょう。

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